更新日: 2026年7月19日
分散投資とは
値動きの異なる複数の資産に投資を分けることで、ポートフォリオ全体の値動き(リスク)を抑える投資手法。
かみ砕いた説明
分散投資とは、値動きの性質が異なる複数の資産(株式・債券・地域など)に投資を分けることで、ポートフォリオ全体の値動き(リスク)を抑える投資手法です。「卵を one basket に盛るな」という格言が象徴するように、一つの資産に集中投資すると、その資産が下落したときの影響をまともに受けてしまいます。
分散投資の効果は、単に投資先の数を増やすことではなく、相関係数の低い(できれば負の)資産を組み合わせることで生まれます。相関が低い資産同士では、ある資産が下落している局面で別の資産が下落していない・むしろ上昇していることがあり、これによりポートフォリオ全体の標準偏差は個々の資産の標準偏差の単純平均よりも小さくなります。どの資産にどれだけの比率で配分するかという設計はアセットアロケーションと呼ばれます。
具体例
GPIF基本ポートフォリオは、国内株式・外国株式・国内債券・外国債券に25%ずつ均等分散する設計です。単一資産クラスに集中するよりも、値動きの性質が異なる4資産に分散することで安定した運用を目指しています。分散投資の効果と限界については相関係数を味方につける:分散投資が「効く」仕組みを金融工学で解説、暴落時に分散投資の配分が崩れた場合の対処は暴落でポートフォリオの配分が崩れたとき、どうリバランスするかで詳しく扱っています。