ツール

Quant Nestのツールは、資産運用の「なんとなく」を数字で確かめるための無料ツールです。積立の将来予測や資産配分の見直しといった資産形成の計算から、過去の暴落データや業界ごとの財務指標を使った日本株の分析まで、金融工学の標準的な考え方と公開データをもとに作っています。登録やログインは不要で、入力した数値はブラウザ内だけで計算され、サーバーには送信されません。

目的別のツールの選び方

知りたいこと使うツール
毎月の積立で、20年後・30年後にいくらになりそうか積立シミュレーター
崩れた資産配分を戻すには、何をいくら売買すればよいかリバランス計算機
生活防衛資金と、暴落時の買い増し用の現金をいくら持つべきか現金比率シミュレーター
組み合わせる資産が、本当に分散になっているか相関ヒートマップ
保有している業種が、景気後退にどれだけ弱いか業種別 景気感応度マップ
過去の暴落で、何がどれだけ下がったか暴落プレイバック
同じ業界の企業のうち、どこが稼ぐ力や財務の安全性で優れているか業界比較ツール

おすすめの使い方の流れ

投資信託などでの資産形成を考えている場合は、次の順番でツールを使うと、全体像をつかみやすくなります。

  1. 現金比率シミュレーターで、生活防衛資金と投資に回せるお金を分け、自分の許容下落幅に合った現金の比率を決める
  2. 積立シミュレーターで、候補のポートフォリオごとに将来の資産額の幅を比べ、中央値だけでなく下位10%の結果にも納得できる配分を選ぶ
  3. 相関ヒートマップや暴落プレイバックで、選んだ資産の組み合わせが過去の暴落時にどう動いたかを確認する
  4. 運用を始めたら、年に1回や大きな値動きの後にリバランス計算機で配分のずれを点検する

日本株の個別銘柄を選ぶ場合は、業種別 景気感応度マップで業種ごとの景気への強さを確認したうえで、業界比較ツールで同じ業界のトップ企業の売上高・営業利益率・ROE・自己資本比率などを横並びで見比べると、業種の特徴と企業ごとの違いを分けて考えられます。

ツールの計算方針とデータ

  • 前提を明記する: 各ツールのページ下部に、計算式・前提条件・使用データと出典・算出基準日を記載しています。数字の意味を確かめながら使えるようにするためです
  • 公開データを使う: 相関ヒートマップ・景気感応度マップ・暴落プレイバックは公開されている価格データ(月次終値)を、業界比較は各社の決算短信などの開示資料をもとにしています
  • 幅で示す: 将来予測は1つの数字ではなく、中央値と上下のレンジで示します。「平均どおりにいけばいくら」より、「悪いケースでどうなるか」を知ることを重視しています
  • 投資判断はご自身で: いずれのツールも過去のデータや想定値にもとづく参考情報で、将来の成果を保証したり、特定の金融商品の売買を勧めたりするものではありません

ツールの背景にある考え方は、ブログの解説記事や用語集でも詳しく紹介しています。はじめての方は、標準偏差とは何か?資産運用の「リスク」を数字で理解するや相関係数を味方につける:分散投資が「効く」仕組みから読むと、各ツールの数字の意味が分かりやすくなります。

解説の最終更新日: