ツール
Quant Nestのツールは、資産運用の「なんとなく」を数字で確かめるための無料ツールです。積立の将来予測や資産配分の見直しといった資産形成の計算から、過去の暴落データや業界ごとの財務指標を使った日本株の分析まで、金融工学の標準的な考え方と公開データをもとに作っています。登録やログインは不要で、入力した数値はブラウザ内だけで計算され、サーバーには送信されません。
積立シミュレーター(モンテカルロ法)
毎月の積立額・期待リターン・リスクを入力すると、将来の資産額を単純な平均値ではなく分布(中央値と10〜90%レンジ)で試算します。
ツールを開く →リバランス計算機
現在保有している各資産の評価額を入力すると、目標比率からの乖離幅と、目標比率に戻すために必要な売買額を自動計算します。
ツールを開く →現金比率シミュレーター
生活防衛資金の目安額と、暴落時に慌てず買い増せるよう備える投資資金内の現金比率を、資本配分線(2ファンド分離定理)に基づいて試算します。
ツールを開く →相関ヒートマップ
日経平均を基準に、S&P500・金・米10年国債利回り・ドル円やTOPIX-17業種指数との相関係数をヒートマップで確認できます。
ツールを開く →業種別 景気感応度マップ
TOPIX-17業種のベータ値と、リーマンショック・コロナショックでの実際のドローダウンから、シクリカル(景気敏感)・ディフェンシブ・中立を分類して確認できます。
ツールを開く →暴落プレイバック
リーマンショック・コロナショックを選ぶと、業種と主要資産クラス(金・S&P500・ビットコイン)の下落率ランキングを確認できます。
ツールを開く →業界比較ツール
同じ業界のトップ企業について、売上高・営業利益率・ROE・自己資本比率などの財務指標を横並びで比較できます。自動車・商社・銀行・通信・小売・精密機器・FA機器・不動産・建設の8業界に対応しています。
ツールを開く →
目的別のツールの選び方
| 知りたいこと | 使うツール |
|---|---|
| 毎月の積立で、20年後・30年後にいくらになりそうか | 積立シミュレーター |
| 崩れた資産配分を戻すには、何をいくら売買すればよいか | リバランス計算機 |
| 生活防衛資金と、暴落時の買い増し用の現金をいくら持つべきか | 現金比率シミュレーター |
| 組み合わせる資産が、本当に分散になっているか | 相関ヒートマップ |
| 保有している業種が、景気後退にどれだけ弱いか | 業種別 景気感応度マップ |
| 過去の暴落で、何がどれだけ下がったか | 暴落プレイバック |
| 同じ業界の企業のうち、どこが稼ぐ力や財務の安全性で優れているか | 業界比較ツール |
おすすめの使い方の流れ
投資信託などでの資産形成を考えている場合は、次の順番でツールを使うと、全体像をつかみやすくなります。
- 現金比率シミュレーターで、生活防衛資金と投資に回せるお金を分け、自分の許容下落幅に合った現金の比率を決める
- 積立シミュレーターで、候補のポートフォリオごとに将来の資産額の幅を比べ、中央値だけでなく下位10%の結果にも納得できる配分を選ぶ
- 相関ヒートマップや暴落プレイバックで、選んだ資産の組み合わせが過去の暴落時にどう動いたかを確認する
- 運用を始めたら、年に1回や大きな値動きの後にリバランス計算機で配分のずれを点検する
日本株の個別銘柄を選ぶ場合は、業種別 景気感応度マップで業種ごとの景気への強さを確認したうえで、業界比較ツールで同じ業界のトップ企業の売上高・営業利益率・ROE・自己資本比率などを横並びで見比べると、業種の特徴と企業ごとの違いを分けて考えられます。
ツールの計算方針とデータ
- 前提を明記する: 各ツールのページ下部に、計算式・前提条件・使用データと出典・算出基準日を記載しています。数字の意味を確かめながら使えるようにするためです
- 公開データを使う: 相関ヒートマップ・景気感応度マップ・暴落プレイバックは公開されている価格データ(月次終値)を、業界比較は各社の決算短信などの開示資料をもとにしています
- 幅で示す: 将来予測は1つの数字ではなく、中央値と上下のレンジで示します。「平均どおりにいけばいくら」より、「悪いケースでどうなるか」を知ることを重視しています
- 投資判断はご自身で: いずれのツールも過去のデータや想定値にもとづく参考情報で、将来の成果を保証したり、特定の金融商品の売買を勧めたりするものではありません
ツールの背景にある考え方は、ブログの解説記事や用語集でも詳しく紹介しています。はじめての方は、標準偏差とは何か?資産運用の「リスク」を数字で理解するや相関係数を味方につける:分散投資が「効く」仕組みから読むと、各ツールの数字の意味が分かりやすくなります。
解説の最終更新日: