更新日: 2026年7月19日
相関係数とは
2つの資産の値動きがどれくらい連動するかを-1〜+1の数字で表す指標。値が低いほど分散投資の効果が大きくなります。
かみ砕いた説明
相関係数は、2つの資産の値動きがどれくらい同じ方向に動くかを-1から+1の数字で表す指標です。
- +1に近い: 一方が上がるときもう一方も上がりやすい(連動性が強い)
- 0に近い: 値動きに目立った関係がない
- -1に近い: 一方が上がるときもう一方は下がりやすい(逆の動き)
分散投資では、この相関係数が低い(できれば負の)資産同士を組み合わせることが重要です。相関が低い資産を組み合わせると、ある資産が下落しているときに別の資産が下落していない・むしろ上昇していることで、ポートフォリオ全体の値動き(標準偏差)が、個々の資産の標準偏差を単純平均した場合より小さくなるためです。逆に相関係数が+1に近い資産同士をいくら組み合わせても、分散によるリスク低減効果はほとんど得られません。
具体例
GPIF基本ポートフォリオで想定している資産間の相関係数の一部は次のとおりです。
| 資産の組み合わせ | 相関係数(想定) |
|---|---|
| 国内株式 × 外国株式 | 0.7 |
| 国内株式 × 国内債券 | -0.2 |
| 国内債券 × 外国債券 | 0.4 |
株式同士の相関は0.7と高めですが、国内株式と国内債券の相関は-0.2とマイナスです。株式と債券を組み合わせるポートフォリオが「王道」とされるのは、この負の相関により、株式が下落する局面で債券が値動きを緩和する効果が期待できるためです。詳しい仕組みは株式100%か60:40か?代表的なポートフォリオ3パターンを比較するで解説しています。