更新日: 2026年7月28日

資本配分線(CAL)/2ファンド分離定理とは

現金(無リスク資産)とリスク資産を組み合わせて、ポートフォリオ全体の値動きの大きさを線形に調整できるとする理論。「2ファンド分離定理」とも呼ばれます。

かみ砕いた説明

資本配分線(Capital Allocation Line、CAL)は、現金(無リスク資産)とリスク資産を組み合わせることで、ポートフォリオ全体の値動きの大きさ(標準偏差)を線形に調整できるとする理論です。「2ファンド分離定理」とも呼ばれ、リスク資産の中身(どの銘柄・ファンドを選ぶか)と、現金とリスク資産の配分比率(どれだけ持つか)という2つの意思決定を切り分けて考えられる、という考え方が名前の由来です。

現金の期待リターン・標準偏差をともに0とみなせるとすると、投資資金を「リスク資産の比率 w」「現金の比率 (1-w)」に分けるだけで、ポートフォリオ全体の値動きの幅をw倍に縮小できます。リスク許容度に応じて、このwの値を逆算することで、「自分がどれだけ現金を持つべきか」を数値として試算できます。

具体例

現金比率シミュレーターの使い方では、この理論を応用し、許容下落幅と1σ下落幅の目安(標準偏差-期待リターン)の比率からリスク資産比率wを逆算し、現金比率シミュレーターで投資資金内の現金比率を算出しています。