更新日: 2026年7月28日
生活防衛資金とは
収入が減少・途絶しても、投資資産を取り崩さずに一定期間の生活費をまかなえるよう、あらかじめ現金で確保しておく資金。投資を始める前の土台として位置づけられます。
かみ砕いた説明
生活防衛資金は、収入が減少・途絶するような事態(失業・病気・休業など)が起きても、投資資産を取り崩さずに一定期間の生活費をまかなえるよう、あらかじめ現金で確保しておく資金です。普通預金などすぐに引き出せる形で確保し、投資資産とは切り離して考えるのが基本とされます。目安額は「月の生活費 × 何ヶ月分か」で計算され、雇用形態や収入の安定性によって必要な月数は変わります(自営業や収入が不安定な仕事であればより長く、収入が安定していれば短めに、といった調整が一般的です)。
生活防衛資金と混同されやすい概念に「投資資金内の現金比率」があります。こちらは暴落でリスク資産が値下がりしたときに慌てず買い増せるよう、投資資金の中に残しておく現金を指し、資本配分線(CAL)のような理論を使って算出されることもあります。両者は目的がまったく異なるため、合算せず別々に管理することが望ましいとされます。生活防衛資金を十分に確保できているほど、投資資金内ではより大きな値動きを許容しやすくなる(リスク許容度が広がる)という関係もあります。
具体例
現金比率シミュレーターの使い方では、月の生活費20万円×6ヶ月分=生活防衛資金120万円という例をもとに、投資資金内の現金(買い増し余力)・投資資産(リスク資産)と合わせた資産全体の3区分を紹介しています。