更新日: 2026年7月28日

営業利益率とは

売上高のうち、本業の事業活動でどれだけ利益(営業利益)を残せたかを示す指標。企業の「稼ぐ力」を、規模の異なる企業間でも比較しやすくします。

かみ砕いた説明

営業利益率は、売上高に対して本業の事業活動から生まれた利益(営業利益)がどれだけの割合を占めるかを示す指標です。「営業利益 ÷ 売上高」で計算され、企業の「稼ぐ力」を、売上規模の異なる企業同士でも比較しやすくしてくれます。

売上高そのものは企業規模の目安にはなりますが、収益性の目安にはなりません。売上高が大きくても営業利益率が低ければ「薄利多売」の状態ですし、逆に売上高が小さくても営業利益率が高ければ効率よく稼げていることになります。同じ業界内でも、この営業利益率は事業構造や地域展開の違いによって大きく差が開くことがあります。

具体例

トヨタ・ホンダ・日産・スズキ・マツダの決算比較では、売上高が5社中最小のスズキが営業利益率9.9%で5社トップとなり、売上高で圧倒的1位のトヨタ(7.4%)を上回るという、「売上規模が大きいほど収益性も高いとは限らない」ことを示す実例を紹介しています。同時期に赤字に転落したホンダ(-1.9%)のように、同じ業界・同じ決算期でも営業利益率がマイナスになることもあります。