更新日: 2026年7月28日

海外債券(外国債券)とは

リスク資産(価格が変動し、元本割れの可能性がある資産です。)

外国の政府・企業が発行する債券、または外貨建てで発行される債券。国内債券に比べて、為替変動という追加のリスク要因を伴います。

かみ砕いた説明

海外債券(外国債券)は、外国の政府や企業が発行する債券、または外貨建てで発行される債券を指します。米国国債や、外貨建ての社債などが代表例です。

海外債券が国内債券よりリスクが大きくなりやすい最大の理由は、発行体の信用リスクに加えて為替変動リスクが上乗せされるためです。たとえば米ドル建ての債券を保有している場合、債券自体の価格が変わらなくても、円高が進めば円換算での評価額は目減りし、円安が進めば逆に増えます。この為替変動幅は、債券本体の価格変動幅と同程度か、それ以上になることも珍しくありません。

このため海外債券は、「発行体の信用力が高ければ国内債券より安全」とは単純には言えず、本用語集では債券全体の中でもリスク資産寄りに分類しています。為替変動の影響を抑えるために、あらかじめ為替レートを固定する「為替ヘッジあり」の商品もありますが、ヘッジコストが利回りを押し下げる場合がある点はトレードオフです。

具体例

海外債券は個別に購入する以外に、複数の海外債券をまとめた債券ETFを通じて投資する方法もあります。ポートフォリオに海外債券を組み入れる場合は、為替変動という値動きの要因が増えることを踏まえたうえで、全体の標準偏差にどう影響するかを考える必要があります。